投資を始めると、積立投資と一括投資どちらが良いのか迷うことが出てくると思います。
この記事では、それぞれのメリットとでメリットを紹介しています。自分に照らし合わせてみて、自分にあった投資方法を見つけてみてください。
また、投資の始め方と運用の仕方についても解説しています。参考にしてみてください。
- 一括投資のメリット・デメリット
- 積立投資のメリット・デメリット
- 投資の始め方とやり方
「一括投資」と「積立投資」の違い
一括投資と積立投資の違いは一度に購入する金額の違いです。
細かく言えば、メリットやデメリットも違いますが、主に違うのは金額です。
例えば、資金120万円を1年で投資するとします。その場合、一括投資だと最初に100万円分購入しますが、積立投資だと毎月10万円分購入するという考えになります。
毎月の積立金額に指定はありませんが、積立は分散して購入する考え方です。
個人的には一括投資をお勧めします
「一括投資」と「積立投資」のメリットとデメリット
一括投資と積立投資のメリットとデメリットを見ていきます。
それぞれのメリットとデメリットを比較し、自分にあった投資方法を見つけることが重要です。
自分にあった投資方法を見つけることで、効率的に投資を行うことができます。
例えば、お金に余力がああれば「一括投資」の方が良い、お金に余力がなければ「積立投資」の方が良いなどです。
一括投資と積立投資のメリットとデメリットを比較してみて、自分にあった投資方法を見つけましょう。
正解はありませんが、効率的に投資はできます
一括投資のメリット
一括投資のメリットは下記です。
メリット
- 上昇局面に強い
- 複利の効果が大きい
- 購入回数が少なくて済む
- 早い段階でのリターンを期待できる
一括投資には上記のようなメリットがあります。
上昇局面とは、株式等の市場が右肩上がりの状態を言います。
一括投資の場合上昇局面になると、元本が多いため大幅に株価価値が上がります。
そのため投資を始めて早い段階でも上、昇局面になれば大きなリターンを期待できます。
また、投資の利益の出し方として複利という言葉があります。
複利とは、運用で得た利益をもとに元本を増やすことで、さらなる利益を得る仕組みのことをいいます。
一括投資のため、購入回数が少なくて済むのは説明するまでもありません。
一括投資はお金に余裕があれば挑戦してみてほしいです
一括投資のデメリット
一括投資のデメリットは下記です。
デメリット
- 下落局面に弱い
- 投資難易度が高い
- 早い段簡易で損失が出る可能性が高い
- 値動きが激しい
一括投資には上記のようなデメリットがあります。
下落局面とは、株式等の市場が右肩下がりの状態を言います。
一括投資の場合下落局面になると、元本が多いため大幅に下がります。
そのため投資を始めて早い段階でも、下落局面になれば損失が出る可能性があります。
上昇局面と逆ですね
また、一括投資は一回の購入金額が大きいため慎重に投資先を選ぶ必要があります。
つまり、投資先次第では一気に資産がなくなる可能性もあるということです。
さらに、一括投資の場合元本が大きいので、株式等の市場次第で資産の上限が大きいです。
そこでメンタルがやれられて、効率的ではない損切りをして資産を減らさないようにする必要があります。
メリットとデメリットは表裏一体
積立投資のメリット
積立投資のメリットは下記です。
メリット
- 少額から始められる
- 資産の増減が少ない
- 初心者でも簡単
積立投資には上記のようなメリットがあります。
積立投資は、株式市場の上昇局面や下落局面の影響を少なくできるため、初心者にはおすすめの投資方法です。
影響が少ない理由は、ドルコスト平均法が使われているからです。
ドルコスト平均法とは毎月同額を積み立てて購入することを言います。
そのため、基準価額が下がっているときは多く買い、基準価額が上がっているときは少なく買うことになります。
そうなると、 金融商品の価格が高いとき、低いときの購入額の差を平均化できるため、株式市場の影響をあまり受けずに済みます。
また、少額からでも始められるため積立投資は初心者におすすめの投資方法と言えます。
何をして良いかわからない人は積立投資から始めよう
積立投資のデメリット
積立投資のデメリットは下記です。
デメリット
- 短期間でのリターンは期待できない
- 時間をかける必要がある
- 手数料が多くなる可能性がある
積立投資には上記のようなデメリットがあります。
積立投資の複利は時間をかけることで得ることができます。
そのため、短期間でのリターンを期待することが難しく、時間をかける必要が出てきます。
また、長期運用と毎月積立が前提となる投資のため、運用手数料と購入手数料は確認しなければなりません。
一回の取引での金額は少ないですが、積み重なるとかなりの金額なってしまいます。
積立投資で挙げているデメリットは、投資先と投資方法を決めることで防ぐことができます。
長期投資は大前提
「一括投資」と「積立投資」の投資先
一括投資でも積立投資でも投資先にほとんど違いはありません。
主な投資先は下記です。
投資先
- 株式投資
- 投資信託
- 金
- 不動産
- 仮想通貨
上記の以外にも様々な投資先がありますが、おすすめの投資先は個別株と投資信託です。
その理由は、複利が大きいからです。
個別株と投資信託には、配当金があります。
配当金を受け取ることができますが、その配当金を再投資するように設定しておけば、半自動的に元本が増え続けることになります。
例えば、100万の投資で利益が10万でて110万運用しているとします。それに配当金が3万円出たとしたら、113万円運用しているということになります。
本来は100万円の投資しかしていないので、この時点で13万のプラスです。
これを長期的に繰り返すことで、元本が自動的に増え続ける仕組みです。
その他の投資先、金や不動産、仮想通貨は市場の上昇などで、プラスを作ることはできますが、売買をしないと利益が出ません。
なので、再投資ができる個別株と投資信託がおすすめと言えます。
「一括投資」が向いている人
一括投資が向いている人の特徴は下記です。
- 投資に慣れている
- ある程度の資金力がある
- リスクが取れる
一括投資が向いている人は上記のような方です。
一括投資では、一度に動かすお金が大きくなるため、投資に慣れておく必要あります。
投資に慣れるとは、資産の増減での判断を焦らないメンタルを持っていることです。
また、同じ理由からある程度のリスクを取る必要が出てきます。
ここでいうリスクとは、お金です。
株を購入すると、現金に戻すのに2週間くらいかかります。日常生活で急に現金が必要になることもあると思います。
そこで、支払えないようなら本末転倒です。一括投資をしても、現金である程度の資産を持っておくようにしましょう。
一括投資は投資に慣れてきたら視野に入れたいですね
「積立投資」が向いている人
積立投資が向いている人の特徴は下記です。
- 投資に慣れていない
- 資金が少ない
- リスクが取れる
積立投資が向いてる人は上記のような方です。
積立投資では、毎月少額を積み重ねていくため、資金が少なくても、投資に慣れていない方でも始めやすい投資方法と言えます。
また、時間をかけることで資産を増やしていくことができます。
なので、少額でも始められる投資と言えます。
ここで、積立投資のリスクとはと思った方おもおられると思います。
ここでいう積立投資のリスクとは、資産を増やすのに時間がかかることです。
積立投資では、お金のリスクが少ないですが、その分時間をかけて資産を増やしていく必要があります。
長期投資で資産形成をしよう
資産を増やしていく投資にはリスクと時間をかけていく必要があります。
リスクを取るか、時間をかけるかを決めることで、自分にあった投資方法を見つけることができます。
例えば、若ければ時間をかける、若くなければリスクをとるというような感じです。
時間をかけた投資、リスクをとった投資と別々で紹介していますが、長期投資ということを心がければ、どちらのメリットも活かすことができます。
人生に少しでも余裕を持てるように今からでも資産形成を始めてみてください。
今回参考にした記事とおすすめの本は下記です。
投資の始め方とやり方
ここでは、証券口座の開設の仕方と、投資のやり方を説明していきます。
投信は証券口座でのやり取りになります。そのため、投資を始めるには証券口座を解説する必要があります。
証券口座を解説した後、投資商品の売買が可能になります。
初めは難しく感じるかもしれませんが、口座を開設する事自体は難しくありませんのでこの機会に解説してみてください。
僕はSBI証券を使用しています
証券口座を開設する
自分が開設したい証券会社にアクセスし口座開設を行います。口座開設には本人確認書類が必要なので用意しておきましょう。
口座開設の手続きが完了後、最短で翌日には取引できるようになります。
口座開設のステップをまとめておきます。
口座開設
- メールアドレスの登録
- 認証コードの入力
- お客様情報の登録
- 規約の確認
- 入力内容の確認
- 開設する口座の選択
- 口座開設の申し込み
上記が証券口座開設するにあたって行う一連の流れです。証券会社により誤差はありますが、だいたい似たような感じです。
手間がかかるのは、証券口座の開設までです。投資商品の購入などは選んで購入するだけなので、ネットショッピングができれば誰でも可能です。
投資商品の購入
証券口座の開設が完了したら投資商品の購入を行います。
投資商品は自分が好きなもので構いません。自分が購入したい商品の画面まで行き購入します。
購入するときに、積立か一括で買うかを選ぶことができます。自分にあった購入の仕方をしましょう。
新NISAの場合は、積立投資枠では毎月購入する設定しかできません。新NISAで一括で購入したい場合は成長投資枠を活用するようにしましょう。
投資商品の売却
投資商品を購入し運用していると利益が出ます。ただし、利益が出ていることを確認できるだけで、確定の利益ではありません。
利益を確定させるには、株の売却が必要です
売買をすることで始めて利益として確定し、自由に使えるお金になりまります。
投資商品の売却は、保有資産の中から売却するものを選び、どのくらい売却するか決めるだけです。
長期投資だけを行う予定の方でも、急にお金が必要になり売却することなども考え、売却の仕方を理解しておきましょう。
口座開設までが少し手間ですが、そこを乗り越えて資産を増やしていきましょう。
よくある質問
長期投資が良い理由はなんですか
複利の効果がでかくなるためです。複利の効果を大きくするためには、時間とお金が必要です。お金は無理のない程度でも、時間をかければそれなりの資産を目指すことができます。
個別株か投資信託かどっちが良い
どっちが良いかは自分の状況によって変わります。リスクをある程度取れる、投資に慣れているなら個別株の購入をするのも良いと思います。投資初心者には投資信託がおすすめです。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。他の記事も参考にするとより効果的になると思います。
また、このサイトではおすすめ本も紹介しています。
おすすめ本では読むことで人生の役に立つような本を紹介しています。実際僕が読んでお勧めできるという本しか紹介していません
よければ見てください。
また、これはどうなの、これについて書いてほしい、質問等あれば問い合わせからお願いします。
このサイトが皆さんの人生を少しでも豊かにできれば幸いです。