「人間関係に疲れるあなたに」学校では教えられない人間関係の教科書

心理学

この記事は人間関係がどのようなメリットをもたらし、どのような影響があるのかを書いているものです。生きていく中で人間関係はどこに行ってもついてきます。そこでどのような人間関係を気づいていけば僕たちはより良い環境で生きていけるかを調べました。

ぜひ参考にしてみてください。また、他の記事も参考にできると思うのでみてください

この記事でわかること
  • 人間関係がどこまで影響するのかがわかる
  • 良い人間関係がどういうものなのかがわかる

人と繋がることがどれだけ重要なのか

人と繋がることでどれだけのメリットがあるのか考えたことはあるでしょうか。最近の研究でわかっているのが人とのやり取りは精神的健康と身体的健康を維持するうえで重要だと言うことがわかっています。

この記事では、健康寿命、孤独、コミュニティについて書いていくので興味のあるところだけでもみていくと良いかも知れません。

健康寿命

多くの人がご存知の通り今世界的に健康寿命は伸びてきていますが、それでも平均が伸びていて個人差はあります。

自分の平均寿命を伸ばしたいと思ったらやはり人間関係が大きく関わってきます。

ここで人から遠ざかることによってどれだけ健康に害があるかを調べた1951年、マギル大学の心理学者ドナルド・ヘッブによる実験を紹介します。

数多くの男性を小さな部屋に入れ。あらゆる感覚刺激を奪いました。何も見えず、何も匂わず、全ての感覚を剥奪した状態にしました。

この実験は6週間にわたって孤立監禁することの影響を調べるために仕組まれたものです。しかし、1番長く耐えられた人でも7日間が限界でした。

7日目には、全ての参加者の思考能力がはっきりと失われ、何も決断できない状態になっていました。

ここで注目すべき点は実験が行われる前は、参加者たちは楽観的で孤立によって至福の時間が得られると思っていたことです。

この実験が終わった後には被験者たちは現実認識を失ったり、幻覚が見えたりする症状が現れました。

これが研究の内容ですが、この結果から分かるように孤独は人を不安定にし、暗示にかけやすくさせ、扱いやすくさせると言うことがわかります。

この研究は極端だとは思いますが、人との関わりをたつことでこれだけ健康面に被害が出ることがわかります。

孤独は何をもたらすのか

先ほども少し話しましたが孤独とは体に悪い影響をもたらします。孤独についてもう少し詳しくみていきたいと思います。

孤独についての研究があるので紹介します。この研究はブリガム・ヤング大学のジュリアン・ホルト・ランスタッドと研究者によるものです。

内容としては発表されている148の研究を統合的に検証し、孤独はダイエットや運動や喫煙をしのいで、より早死に影響する要因であることを特定しています。

また認知症の発症のリスクを高めることにも繋がる。と結果が出ています。この時の被験者は30万人以上です。

さらに他の研究で、アメリカで行われたムーラン・ハリスとヤング夫婦による、詳細で広範囲な障害研究では、健康的な社会的関係を持っている人は、高血圧にならず腰回りが太くならず、体重も増えず、身体の炎症なども怒らないことが明らかにされました。

このような研究から孤独がどれだ自分の体に悪影響をもたらすかがわかります。健康を維持するためにダイエットや食事なども気をつけねばなりませんが、他人と関わることを優先させても良いかも知れません。

もう一つ職場の人間関係について研究を紹介します。クリスティナ・マスラッシュの研究で、燃え尽きが起こるのは仕事ではなく職場の人間関係から引き起こされることが明らかにされました。

燃え尽きとは従業員が感情的にも生産的にも仕事にも投資できなくなった状態のことです。

競争、派閥、陰口などが影響してくることもわかっています。

自分達が生きていく中で働くと言うものは二人三脚なことが多いとお思います。職場の人間関係を見直してみると自分の仕事に対してのモチベーションを変化させれるかもれません。

逆にどう言う会社が良いかというと私たちはチームで一体と言う会社です。流石に綺麗過ぎかも知れませんが大きくみたらこのような会社が良いと言われています。

他に記事に職場に関する記事があるのでそれも参考にして良いかも知れません。

沖縄県民は世界で最も平均寿命が長いと述べられています。しかも長いだけでなく健康的で、認知症になる割合は半分と言われています。

それは強く、ポジティブな人間的結びつきがあるからです。

人間関係は仕事をしていなくても生きている限りは必ず必要です。自分の周りを見て人間関係を見直したり、広げてみるのも人生を豊かに進める方法だと思います。

コミュニティの罠

生きていく限りコミュニティは必要になる場面が多いと思います。皆さんの周りはどんな人が多いでしょうか。

自分と似ている人、衝突が多い人、多くの友達がいるかも知れませんが、自分と似ていると感じる人々と集まることには注意も必要です。

グループに属するということは良い感情を生み出します。その感情が、グループのどんな価値観で、どんな価値観を持っていけないのかを決めます。

そうなることで、たとえ自分の意見であっても、そのグループに反対となる意見になってしまうとグループから怒りを受けてしまいます。

こうならないためにも他者を理解するという気持ちをもたなければなりません。

大事なのが、自分と異なる人を理解するという気持ちです。人間は人と結びつくように進化してきています。

良い関係ができれば、自分達に近い人だけではなく、嫌悪や恐怖を感じる人にさえ、より理解を深めれます。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。他の記事も参考に読んでみてください。

質問、こういうことについて書いてほしいなどあれば問い合わせからお願いいたします。

この記事を読んでくれた人に少しでも役に立てれば幸いです。