アイディアが思いつかない、アイディアをまとめたいと考えてはいませんか?
何かしている時にアイディアをたまたま思いついた。たまたま良いアイディアが浮かんだということがあると思います。
アイディアは思いつくものですが、方法を知ればアイディアが欲しい時に思いつくことができます。
この記事では、アイディアはどのようにして生まれるのか、アイディアを出す時の考え方や方法を紹介しています。参考にしてみてください。
- アイディアについて
- アイディアの考え方
- アイディアを出す方法
- 視野が広がる知識
アイディアとは
アイディアについて考えいく上で大事なのがアイディアの定義です。
日頃から多く使用されるアイディアという言葉ですが、具体的にどういうことかを説明できるでしょうか。
このアイディアの定義を知ることで、さらに深く考えることができます。
アイディアの定義と調べると、発想や工夫、考え、思いつき、概念などと出てきますが、これでは曖昧なのでこの記事ではジェームス・W・ヤングの名著「アイデアのつくり方」の定義を借りることにします。
アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない。
この言葉をアイディアと定義した上で話を解説していきます。
定義を決めた方が話が入りやすいです
基本となるアイディアの出し方は組合わせということ
先ほどアイディアを定義しましたが、そこからも読みとることができます。
組合せを考える能力を伸ばすことができれば、今まで以上にアイディアの幅が広がります。
例えば、Instagramは物事(料理や趣味、旅行など)と映え(写真、思い出)を組み合わせています。
例
- ウォークマン(オーディオx持ち歩く)
- キャリーケース(大きいカバンx転がす)
- ノートパソコン(デスクトップPCx利便性)
- スマートフォン(携帯電話x音楽プレーヤー)
- フリクション(ボールペンx消える)
それぞれ考えていけば、このように分解できるのですが、どれも誰でも知っているものを合わせた形が多いです。
それが、組合せを考えられる力です。
組合せを考えられる力を伸ばすには、情報収集や考える力、客観力などを伸ばすことです。
その他にもありますが、上記で挙げたことを中心にこの記事では紹介していきます。
進む前にアイディア出しのツールを紹介します
アイディア出しのツールを紹介
発想力や考え方を鍛える方補を知る前に、アイディア出しを助けてくれるツールを紹介します。
AI時代と言われるほどテクノロジーが発展し進化を続けてきています。
将来AIに48%の仕事を奪われるなどよく言われますが、逆を言えばそれほど人間の助けになっているということです。
そのテクノロジーの技術を活用しないわけにはいきません。
少しでも興味があれば参考にしてみてください。
また、発想力はAIがどんだけ進んでも人間がAIに負けないとされる能力の1つです。
AIに負けない人間の能力は多々ありますが、それはまた別の機会で解説します。
この、アイディアの出し方で言いたいのはAIをうまく活用し共存していこうということです。
MindNode – Mind Map & Outline
最初に紹介するのはMindNode – Mind Map & Outline
MindNode – Mind Map & Outlineは、マインドマップで情報をまとめられるアプリと紹介されている通り、考えを視覚的に取り入れることでアイディア出しの助けを行えるアプリです。
自分の考えを見えるようにすることで、考えの幅も広がり、アイディアも湧き出てきます。
脳は1日に膨大な情報を処理しています。脳内だけで行わず、書き出すことで客観的にみることができ情報処理を助けます。
また、考えを視覚化することは不安を解消したりなどのストレス軽減にも役立ちます。
アイディア出しの基本となる部分です
Miro: Online whiteboard
次に紹介するのはMiro: Online whiteboard
Miro: Online whiteboardは、オンライン上でホワイトボード機能を使い直感的なタスク管理が可能なツールです。
こちらのツールも視覚化することでアイディア出しを助けるものとなっています。
このツールは、テンプレートが豊富で、複数の形でアイディアを書き込むことができます。
さらに、チームでの活用や外部ツールとの連携もできるため、アイディア出しの幅を広めることができます。
ホワイトボードなので再現性が高いです。
iThoughts
次に紹介するのはiThoughts
iThoughtsはIOSつまり、Appleでの互換性が優れているマインドマップです。
こちらも同じく、アイディアや考えを視覚化するのを助けますが、互換性が便利で利便性が高いと言えます。
iPadではApple Pencilを使用し手書き感覚で書くこともできます。
元々、マインドマップは手書きでする方が効果が出やすいため効率的な方法です。
指先には神経が多く集まっているため上記のようなことが言えます。
また、手書きの方が直感的に描きやすいのは皆さんもなんとなくわかるでしょう。
Appleのみなのがネックです
Microsoft Whiteboard
次に紹介するのはMicrosoft Whiteboard
Microsoft WhiteboardとはMicrosoft社が提供するホワイトボード機能で、Microsoftアカウントを持ってさえいれば、無料でアプリをダウンロードして使用できます。
こちらも同じく、アイディアや考えを幅広く出すために使用することができます。
最大の特徴は、チームで考え出せることでしょう。Microsoftのアカウントを持っていれば誰でも利用でき、情報を共有できるのであらゆる視点から物事を見ることができます。
直感的に使いやすい仕様となっているため、複数のユーザーで使用する場合も問題なく利用できるでしょう。
交換ノート的な感覚
発想力の付け方
発想力をつけることはアイディアを出すために必要です。
先ほど紹介した、ツールにも共通していますが物事の共通点を見つけること、繋がりを見つけられることが必要になってきます。
発想力を思いつく力として考えた時に様々な方法があります。
ここで紹介してある思いつく力を試してみて、自分に合う方法を探してみましょう。
まうは、思いつく力をつける方法を知ることからです。
思いつく力をつける方法
思いつく力をつつけるための方法を紹介していきます。
今から紹介する3つの方法はどれも簡単に実践できハードルが高くありません。
これから紹介する方法に限らずですが、日常の小さなことを変化させるだけで大きな変化を得られることが多いです。
方法は複数あるので、自分のライフスタイルにあっているやり方を見つけて挑戦してみましょう。
今から紹介する方法は下記の3つです。
- 制限を利用する
- 体の動きを使う
- 高速思考を使う
どれも難しくはないと思います。
それぞれの方法とやり方、なぜ効果が出るのかを解説していきます。
自分に合った方法を見つける見つけるためには挑戦してみること
なぜ効果が出るのか分かったら応用することができるので余裕があれば考えてみてください。
制限を利用する
制限の多い環境が斬新な発明を生む例は数多く存在します。
また、研究によっても証明されています。
ここでは、研究内容は省きますが制限がある方が集中力の向上、創造性が向上することが分かっています。
また、不足を思い浮かべるだけでも創造性が上がることがわかっています。
不足を想像すると制限をかけた状況を想像できる
制限があることで、1つのものに対して多様性を持つことができるので、このような結果になると思います。
例えば、1個のおもちゃで1時間遊ぶ場合と10個のおもちゃで1時間遊ぶ場合のことを考えてみましょう。
1個のおもちゃで1時間遊ぶ場合はどのような遊び方ができるのかを考えなければなりません。
ところが、10個のおもちゃの場合だと本来与えられた遊び方だけで遊ぶだけで10種類の遊びができ、1時間過ごせそうです
このことからも、1個のおもちゃの場合の方が、考える力と想像力がつきそなのは分かります。
やはり、制限がある方が良さそうです。
アイディア出しとは関係ありませんが、部屋にものが多い場合と少ない場合では、少ない方が集中できることもわかっています。
ものが少ないと他に気が逸れないためです。
体の動きを使う
体の動きを使うことで質と量の両方を満たした発想をすることができます。
元々人間は、一つの問題に集中した状態では思考が固まってしまうようにできています。
そのため、斬新なアイディアを産むことができなくなります。なので、あえて集中力を散らして複数の情報に触れるようにします。
また、体を動かすといっても散歩程度で十分です。散歩をしていると複数の気づきがあり、自動的に情報に触れることができる上に、自然にはリラックス効果があるため効果的です。
散歩をする時に好きな音楽を聴いて気分を高めるのも効果的です。
先ほど、制限をかける項目で、物を減らして集中力を高めるのではなかったの?と疑問に思う方が居られたかもしれません。
しかし、問題ありません。あくまで科学的な方法なので同時に考えると矛盾していることもあります。
大事なのは方法の活用の仕方です。
例えば、集中力をたかめる制限の方法と、体を動かす方法を活用するときはどちらかの方法を試してダメだった場合もう一方の方法をすれば良いです。
そうすることで、制限をかけて発想したアイディアと、体の動きを使って発想したアイディアの両方を考えることができます。
制限をかけることは、集中力を高めますが疲れも溜まります。体を動かす方法を活用することでリラックスも、他のアイディアも浮かべることができます。
一つの方法に頼らず、掛け合わせることが大事です
こだわりを持つことは大事ですが、こだわりすぎて自分の幅を狭めないように気をつける必要がありそうです。
高速思考を使う
高速思考を使うと良いアイディアを思いついたり、全体的な幸福度のアップ、生き生きした態度を見せるようになることがわかっています。
この研究では、なぜこうなるかがはっきり分かっていませんが、研究者の予想としてはスピーディに思考すると、喜びや報酬の感覚に関わるドーパミン系が活性化する可能性がある。思考が速くなったせいで、すぐに行動をおこなさねばならない気分になり、エネルギーが増加するだろうと考えられています。
また、幸福なときに思考が速くなるため逆の現象が起きている、脳のテンションを上げるなども考えられています。
僕の予想では、スピーディーにすることで情報量が多く脳が勝手に必要だと思われる情報を処理しているのではないかと考えています。
他にも面白い意見があると思うので良ければ教えてください。
この高速思考ですが、具体的にどのようなことをすれば良いのかという疑問が生まれると思います。
簡単で、高速で考えようと頑張ったり、本などの文字を早く読むだけで大丈夫です。
アイディアの発想力を高めるために、時間制限をつけ、その時間内に紙に思いついたアイディアを書きまくるということも効果が期待できそうです。
今紹介した3つの方法だけでも、多くの活用方法があると思うので挑戦してみてください。
思いついたものに磨きをかける
思いついたものに磨きをかける必要があります。
アイディアに磨きをかけるということはより良いアイディアを出すということです。
より良いアイディアとは実際に使えるアイディアです。
アイディアを思いついて、そのアイディアに挑戦してみるのも良いですが、さらに良いアイディアを生み出せる可能性があるのならもったいないと思いませんか。
ここで紹介するするのは3つの方法です。
思いついたアイディアにさらに磨きをかけ、実際に使ってみて効果を実感してください。
- ブレインライティング
- マインドマップ
- パターンの利用
これらの方法は、先ほどと少し違い手間がかかる場面があるかもしれませんが挑戦してみましょう。
ブレインライティング
ブレインライティングとは、思いつくアイディアを全て紙に書き出すことです。
理想は複数人で問題や疑問を決め、それに対してのアイディアを記入していき紙を回すようにしてやります。
このとき1人10分程度と決め、他の人とアイディアが変わらないように回します。
ブレインライティングと似た方法で有名なのがブレインストーミングです。
ブレインストーミングとは、複数人で意見を自由に出し合い検討する方法です。
ここでなぜ、ブレインライティングを紹介しているのか。
それは、ブレインライティングの方がアイディアの数を出すことができ、検討の幅が広がるからです。
また、人に伝えるという行動もなくなるためプレッシャーも少なくなります。
その他にも、ブレインライティングは時間内に複数人みんなが同時に意見を出すことができるのに対し、ブレインストーミングだと一人一人がアイディアを出すため数に限界があります。
このように、ブレインライティングはメリットが大きいです。
紙を回すのがダメならパソコンでも可能です
一番大切なのは数あるアイディアを検討することです。
数あるアイディアを出すために、ブレインライティングを使うというイメージを持たれても良いかもしれません。
マインドマップ
マインドマップとは、一枚の紙に頭の中で起こっていることを書き可視化する方法です。
そうすることで、理解力が上がり、発想の力もアップすることがわかっています。
みなさんお気づきかもしれませんがこのマインドマップは、最初に紹介したアイディア出しのツールによく使われています。
マインドマップが効果的な理由は、脳に余裕を持たせることで処理能力がアップするからです。
脳が一度に処理できる容量は決まっています。脳で考えていることを書き出すことで余裕が生まれ、発想力が高まることにもつながってきます。
また、視覚化することで新たな考えも生まれます。
メラビアンの法則をよく聞いたり、見たりすると思います。
メラビアンの法則とは、人と人とのコミュニケーションにおいて、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%のウェイトで影響を与えるという心理学上の法則です。
この法則では人間関係ですが、視覚からの情報が大切だということが分かります。
紙とペンを用意するだけで行えるので比較的簡単にやってみることができます。
パターンの利用
パターンの利用とは、面白いと思われるパターンを知っておくということです。
パターンを知っておくことで、思いついたアイディアが、パターンにはまっているのかいないのかを知ることができます。
もし、面白いアイディアのパターンにはまっていたら挑戦してみる価値があるでしょう。
その面白いアイディアのパターンとは、デービズは博士が提唱する12のターンです。
- でたらめに見える現象に法則があった
- さまざまな要素でできていると思われた現象が、実は一つの要素でできていた
- 小さな現象の裏に、もっと大きな理由があった
- 一部の現象に見えて、実は一般的な現象だった
- 不変に見えた現象が、実は変化していた
- 非効率に見えた現象が、実は効率的だった
- 悪いと思われた現象が、実は良いものだった
- 無関係そうなものが、実は関係していた
- セットだと思われていたものが、実は両立しなかった
- 正の相関があると思われたものに、負の相関があった
- ほぼ同じと思われたものが、別物だった
- 結果と思われたものが、実は原因だった
具体的な内容を知りたい方は、最後に紹介してある本をご参照ください
以上12パターンですが以下可でしょうか。
これらの要素を含むアイディアは、世に受けやすく、ヒットする確率も高いと考えられています。
難しいと感じる方でも、アイディアを出してみて、この12パターンを読んでみるだけでも変わってくると思います。
最強の思考クリティカルシンキング
クリカルシンキングを身につけると、合理的な思考ができることや、プライベートの人間関係の改善、斬新なアイディアが欲しい時、ネガティブな気持ちを改善したい時など、あらゆるメリットがあります。
そもそも、クリティカルシンキングとは論理的・構造的に思考するパターンのことを指し、自分が普段無意識にとっている行動や考え方を意識化し、客観的かつ分析的に振り返るという意味です。
つまり、普段のことを疑ってみようということです。
普段何気なくやっていることや、考えていることを改めて考えることで、物事を客観的に判断することができるようになります。
クリティカルシンキングのメリット
先ほども少し紹介していますが、クリティカルシンキングのメリットは合理的な思考ができることや、プライベートの人間関係の改善、斬新なアイディアが欲しい時、ネガティブな気持ちを改善することの他にも多くあります。
クリティカルシンキングは、情報分析力、問題の解決力、戦略的な計画力といった複数のスキルを用いています。
そのため、クリティカルシンキングを用いることは人生を歩んでいく中で様々な場面で助けてくれる必須のスキルとなっています。
ここでは、クリティカルシンキングで得られるメリットを抜粋して紹介していますが、興味のある方は自分が気になるところを調べてみてください。
また、問い合わせをいただいたら個別に回答いたしますのでお気軽にどうぞ。お問い合わせ
物事を決めるのに役立つ
物事を決めるのに役立つのは、クリティカルシンキングは思い込みを減らしてくれるからです。
クリティカルシンキングは、物事を一回疑ってみることからはじまります。
会社に8時間もいる理由は?税金を払う理由は?などなど
物事を一回疑うということは反射的に決断することを止めてくれます。なので、物事を決めるのに役立ちます。
例えば、最新作の服が販売されたから購入しようという行動にクリティカルシンキングが加わると以下のようになります。
最新作の服が販売されたから購入しよう、でも、なんで購入する必要があるのかな?必要あるのかな?というふうになります。
一度疑うことで物事の価値を改めて考えてみるようになり、客観的な判断をすることを助けてくれます。
僕の場合だと、新しいアイテム(アップル製品、スマホケース、服など)が好きで出るたびに購入していました。
クリティカルシンキングのことを知ると、新しいアイテムが出ても本当に必要なのか?なんで欲しいのか?買って数年後どうなっている?などの疑問が出てくるようになりました。
その結果、本当に必要なものだけを買うようになり、効率的な買い物ができていると思います。
物事を決めると言うと、買い物(家や衣類、食事)を思い浮かべる人が多いと思いますが、他にも、転職や仕事についても当てはまります。
あらゆる面で役立つクリティカルシンキング
例えば、今の仕事はしんどいから辞めようと思っていたとします。
この状態でクリティカルシンキングのスキルを加えると下記の考え方ができるようになります。
今の仕事はしんどいから辞めよう。なにがしんどいんだろう。しんどい以外の原因はないのか?などを考えられるようになります。
仕事においては、何がと言う部分を考えられることが次につながる可能性が高いと考えています。
原因を知ることは対策を立てる上で重要だからです。物事を決める場面の一部を下記に記載しときます。
- 欲しいものができた
- 新しいものが販売された
- 転職を考えている
- 新しい発想をしたくなった
- 資料作成
- 人間関係を良くしたい
- 思考が固まった時
- 複数のパターンがある時
この他にも、決断する場面はあると思います。人生をあらゆる面で助けてくれるクリティカルシンキングを身につけてみてください。
発想力が広くなる
クリティカルシンキングを身につけることで得られるメリットとして2つ目が発想力が広くなることです。
これは、前提を疑う行動をすることで得られるメリットだと言えます。
前提を疑うことで物事に対しての固定概念がなくなり幅広く物事を考えあられるようになります。
歴史から見てみると、ウォークマンやキャリーバッグなどが当てはまります。
誰もが知っているものですら当たり前を疑うことで開発してきたものです。
ウォークマンでいうと、オーディオデッキxどこでも(歩きながら)を考え考え結果です。
もちろん、オーディオデッキと比べると音質が落ちるためあり得ないと批判されていましたが今では、誰もが知っているものになっています。
また、キャリーバッグも最初はどこも受け入れることがありませんでしたが今では、誰もが知っています。
この発想は、既存のアイディアを組み合わせたことにもなりますが、音楽は家で聞く、キャリーバッグは持って運ぶという固定概念を破っている結果とも言えます。
今では、当たり前になっていることも昔はかんがえられなかったことなのです。
発想力を広げることは大きな結果を出すためにも必要だということができるでしょう。
キャリアの成功に役立つ
これまで見てきたクリティカルシンキングの特徴を見てわかるかもしれませんが、キャリアの成功に役立ちます。
最初にクリティカルシンキングは情報分析力、問題の解決力、戦略的な計画力といった複数のスキルを用いています。と紹介しています。
これらのスキルを活用しているということは、キャリアの成功に役立つということに繋がるということを容易に想像できます。
例えば、物事を客観的に見る力、決断する力、などはキャリアを成功させようと思ったら必要だと考えられます。
今回紹介している以外にもクリティカルシンキングを身につけるメリットは数多くあります。
アイディアが出ない時の助け
アイディアが思いつかない時は必ずあります。
どうしてもアイディアを出したいのにアイディアが思い浮かばないときどうするのが正解でしょうか。
ここでそういう時に試して欲しい4つのアイディアを出すための方法を紹介します。
ここでだっ紹介しているのはどれも簡単に試せる方法です。
取り組みやすいことが大切ですね
もしかしたら普段無意識にやっているかもしれません。それほど簡単な方法です。
ぜひ試してみてください。
目を閉じる
最初に紹介する方法は目を閉じる方法です。
これだけ?と思われた方はいるかもしれません。目を閉じると効果があるのかを紹介します。
目を閉じると創造性がアップすることが分かっています。
これは、人間の瞬きの回数が多いか少ないかで、ひらめきが生まれやすいか、生まれにくいかというところから来ています。
人間の視線は分析的な思考が働いている時ほど動かなく、注意が自分に向くと瞬きが多くなることが分かっています。
おそらくドーパミンの機能が高まるためと考えられています。ドーパミンの機能が高まると集中力アップは必然と言えるでしょう。
また、注意能力や認知機能も高まることも考えられます。
いい気分になる曲を聴く
気分転換に好きな音楽を聴く人は多いと思います。
音楽を聴くことに関しての研究は賛否両論で創造性が下がるという研究、拡散思考できる研究などあります。
拡散思考とは一つの問題に対して複数の回答を思いつく能力のことです。
クリエイティブな発想に重要と言えそうです。
好きな音楽を聴くと脳がリラックスするため拡散思考できると考えられます。
逆に、収束思考には向かなとも言えます。
これらの研究と僕の経験を踏まえた上で結論を出すと、物事を始める前に好きな音楽を聴くことがおすすめです。
メンタリストDaiGoさんが言っていたか本で読んだか忘れましたが、紹介されていたのがこの方法です。
この方法は作業を始める前に脳をリラックスさせ、クリエイティブな発想ができるようにしておくことで、作業を始めると柔軟な発想ができるようになるからです。
音楽は自分の気持ちとマッチしているものがおすすめ
しんどいことがあったから元気な曲、落ち着いていたからロック系の曲というふうにしてしまうと、気持ちと逆の音楽を聴いていることになります。
音楽を聴く上で大切なのは自分の気持ちと向き合うことなので、気持ちにあったままの音楽を聴いてみましょう。
とにかく新しいものに触れる
新しいものに触れることでドーパミンの量が増えます。
新しいことが好きな人は好奇心があると言えます。この好奇心がある人は、無意識に新しい情報を入れることとなるためです。
新しいことに触れるを、好奇心が強いと考えても良いでしょう。
少し脱線しますが、時間を積んでいく上でも新しいことに触れるのは効果的です。
というのも、年々新しい経験がないため早く年が過ぎてしまうと感じてしまうからです。
少し考えてみれば、小さい頃は1年が長かったとお思いますが、歳をとるにつれて1年を早く感じるようになったと思います。
これは、小さいことは新しい経験が多いですが、年齢を重ねるにつれ新しい経験が少なくなっていくからです。
つまり、新しいことに触れる(好奇心を高める)ことは、アイディアを産むためにも、良い人生を過ごすにも必要となってきます。
好奇心が高い人は飽き性が多いイメージ
単調な作業をする
最後に紹介するのが単調な作業をすることです。
なんと、単縦作業によって創造性が高まることがわかっているのです。
これは単純作業をすることでマインドワンダリングの状態に入りやすくなっているためです。
マインドワンダリングとは、心ここにあらずという状態を示すそうです。
つまり、拡散思考を発生させやすくする状態になるということです。
さらに、創造性と集中力に関わる脳のネットワークがスムーズに繋がることも分かっています。
ここでいう単純作業とは、紙を揃える、シャーペンに芯を入れる、輪ゴムを永遠に結ぶなど客観的にみてもとてつもなく暇になりそうな作業です。
ビル・ゲイツの幸せになる質問
最後に発想力の手助けとなるための考え方を手に入れるためにビル・ゲイツの幸せになる質問を紹介します。
この質問がなぜ発想力の助けになるのかというと、そんなことかと思うような回答が出ているからです。
簡単な物事でも難しく考えてしまうのが人間です。
何を言っているか分かった方には特に質問を読んで欲しいです。
一度単純に考えてみる癖を作ってみたり、単純な考え方を知ることが効果的です。
これは僕の意見ですが、物事を難しく考える人は知識が多かったり経験が多いなど、ある程度積み上げてきたものがある人だと思っています。
知識が多いと選択肢が多いことになるため選択することが難しいのでしょう。
これから紹介するビル・ゲイツの幸せになる質問は、へ〜そうなんだと思うくらいでも問題ないと思うので読んでみてください。
数ある質問の中から抜粋して紹介していますので他にも知りたい方は、本を購入してみてください。
幸せはポケットの中に入っている
老舗のお寿司屋で、持ち帰り用にお寿司を詰めてくれる「祈り箱」があります。
この祈り箱は今でも、1枚の木の板を折って作られているのですが、そんな折り箱を作り続けて100年になる株式会社折勝商店の4代目社長、石山勝規さんは、タクシーに乗るたびに「何か飲んでください」と言って100円を手渡すそうです。
運転手は気分が良くなるので、次のお客さんに親切に対応できたり幸の循環が築けます。
僕が思うのは、大きなことはできなくても、小さなことをすることで巡り巡って大きなことに繋がるということです。
よく小さい頃似たような話を聞く人は多かったと思いますが、今になって冷静に考えると意味がわかる人が多いと思います。
悪口をTシャツにプリントした女性
カナダの高校生、カイリー・クッコラさんは、ある日、次のような自分に対する悪口が女子トイレの壁に書いてあるのを見つけました。
「カイリー・クッコラは、ムカつく、スタイルが悪い、ブスで誰とでも寝る女!」
それを見たカイリーさんは、最初は気にせず、忘れようと思いました。しかし、学校では陰湿ないじめが広がってしまいました。
そこで彼女は、その落書きを写真に撮り、なんとTシャツにプリントして、学校に来て行ったのです。
すると、学校では想像以上の反響がありました。
多くの生徒がカイリーさんの勇気に感動し、応援してくれました。そして、学校側もこの事件を取り上げ、彼女を生徒会のメンバーに推薦し、校内のいじめを防止するワークショップでスピーチをお願いしました。
その結果、彼女の高校では、ほとんどいじめはなくなったのです。
僕が思うのは、勇気ある行動を起こしたことはもちろんですが、ユーモアを取り入れたことで上手く解決できたことです。
ユーモアは、人生の中で大きな助けとなることが多いことがわかっています。ユーモアについての本も最後に紹介しておきます。
想像してみたらわかるのですが、ユーモアのある人が近くにいると、クスッと笑えることがありますよね。
愚かな人は常に名誉と利益とに苦しむ
「組織の中で出世したい、自分だけ得したい、とにかくお金を儲けたい」いつもそんなことばかり考える生き方は、幸せなものではありません。
ブッタは欲望が人を苦しめると、何千年も前に見抜いていました。この後、「上席を得たい、権利を得たい、利益を得たいと、常にこの欲望のために苦しむ」と続きます。
同じことを、日本を代表する隨筆の「徒然草」に兼好法師も書いています。
「名刺に使がはれて、閑かなる暇なく、一生をくるしむこそ、愚かなれ」
名誉や利益に翻弄され、心静かに暮らす余裕もなく、一生苦しむのは愚かなことだと説いています。
僕が思うのは、他者との比較をすることで得られる名誉や利益はゴールがないということです。
何かを得るためには何かを失う覚悟が必要ですが、失うものを考えることが大事だと言えるでしょう。
また、会社では結果を求めるかプロセスを求めるかどちらかを選ぶときは、プロセスだと言えます。結果を求めれば短期的には良好ですが、落ちてくることがわかっているからです。
結果の求め過ぎは注意です。
私の代わりに死んでくれる人はいない
iphoneの生みの親、スティーブ・ジョブズが2005年にスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチです。
「私は毎朝、自分の顔を鏡に映し、『もし、今日が人生で最後の日だったとしても、今からやろうとしていることをするのだろうか』と問いかけます。
そして、もし『違う』という答えが何日も続くようなら、生き方を見直すのです。」
スティーブ・ジョブズはiphoneの開発中、すでにガンに侵されていました。
このスピーチを聞いて、見て、どう思うでしょうか。
死について考えると幸福度が上がるなどの研究もあるくらい、死について考えることは重要です。
死について考えることで物事の優先順位がはっきりするからです。
毎朝考えるのはしんどいという方でも、たまに考えてみれば効果が分かるかもしれませんね。
今回参考にした本は以下です。
してくれたらラッキーくらいに思うようになると楽になります。
よくある質問
アイディアを出すとき初めに考えることはなんですか?
僕は何も考えません。頭に思い浮かんだことをとりあえずメモしたり、紙に書いたりして全体像を見て何ができているかを考えます。
気分転換に何をしますか
好きな音楽を聴いて良い気分になります。MVの方が好きですが、目は疲れるし、入り込んでしまうので、あまり見ないようにしています。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。他の記事も参考にするとより効果的になると思います。
また、このサイトではおすすめ本も紹介しています。
おすすめ本では読むことで人生の役に立つような本を紹介しています。実際僕が読んでお勧めできるという本しか紹介していません
よければ見てください。
また、これはどうなの、これについて書いてほしい、質問等あれば問い合わせからお願いします。
このサイトが皆さんの人生を少しでも豊かにできれば幸いです。