「カロリー制限の罠」空腹感を耐える意味がない

カロリーと代謝

カロリー制限ダイエットとは、体脂肪の蓄積=摂取カロリー-消費カロリーというごくシンプルな考えです。

この消費カロリーというのは運動してれば大丈夫の考えが多いのではないでしょうか。

しかし、考えるべきは消費エネルギーです。そして、消費エネルギーでもっとも重要なのは基礎代謝です。

基礎代謝とは、生きていくために体が燃やさなくてはならないエネルギーです。

主に体内の臓器が機能するために必要なエネルギーのことを言います。

基礎代謝は一定だと考える人が多いですが、実際のところ呼吸、総消費エネルギーなどの要素によって、50%も上下します。

つまり、カロリー制限ダイエットがある一定のところからうまくいかなくなる理由としては、基礎代謝も一緒に減るからです。

接種するカロリーが減ったため体がエコの状態になります。

こうなるとすぐに基礎代謝により使われるエネルギーは少なくなり、食べる量も減り、消費も減りとどちらも減るので意味がありません。それどころか、体温も低くなり、疲労感やストレスが溜まりやすくなります。

つまり減量できるのは短期間だけということになります。

カロリーの考え方

例えば、炭酸飲料1本と一握りの生のアーモンドどちらが太りにくいかと聞かれたら皆さんはどう答えますか。

多くの人は一握りのアーモンドと答えるはずです。

ここで情報を増やし、どちらも160キロカロリーという条件を加えます。それでも一握りのアーモンドが太りにくいと答えるはずです。

実は皆さんわかっている人が多いです。この事実を改めて確認することによりカロリー制限ダイエットが意味のないことに気づけると思います。

ちなみに、炭酸飲料とアーモンドで同じカロリーなのに、太りやすさが違うのかということを説明するとこうです。

炭酸飲料に含まれる糖類は血糖値を急激に上げ、膵臓に大量のインスリンの分泌をうながします。一方アーモンドの方は、アーモンドに含まれるタンパク質と脂質えを摂っても、そうした反応は起こりません。アーモンドを消化しても、血糖値は僅かにしか上がりません。

ファスティングが効果的な訳

代謝を上げるために脂質をさけ、食べる量を減らす。これでは空腹をコントロールすることはできません。

食べる量を減らせないのは、意志力の強い弱いが関係している、自己責任というのが真実ではありません。

なぜならカロリー制限した食事をすると、代謝がとても低くなってしまうからです。

その一方ファスティングは逆です。ファスティングをしている時に分泌されるノルアドレナリンというホルモンは、基礎代謝を上げる働きがあります。

定期的にファスティングをするようになれば、代謝が上がり、体重ももっと減るようになります。

おすすめのファスティング方法はこちらからどうぞ。

1970年代まで肥満の人はほとんどいませんでした。それに自分が何キロカロリー食べたのか、燃やしたのかを気にする人はいませんでした。

しかし今の世の中はカロリーのことを気にする人が増えてしまいました。その原因とは、炭水化物の量を増やすべきだと推奨されたことと、食事の回数が増えたことが原因です。

過食

1日3回の食事をするのが普通だったのに対し、2004年になると1日に食べる食事の回数が6回近くに増えました。もちろん全員がそうではありません。

6回には間食が含まれています。そして、食事を抜くことはとんでもないと言われるようになりました。

食事を抜くのはダメだと、医師やダイエットの専門家がいい、雑誌などにも書かれています。

これはそんな昔のことではないので習慣になっている人が多いし、普通だと思っている人が多いと思います。

だからこそ最近はファスティングという言葉が再び出てきたのだと思います。

空腹を感じるのは悪いことではないし、体の自然な反応です。何より空腹を感じているときは脂肪が燃えていると考えるのが良いです。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。他の記事も参考にするとより効果的になると思います。

また、このサイトではおすすめ本も紹介しています。

おすすめ本では読むことで人生の役に立つような本を紹介しています。実際僕が読んでお勧めできるという本しか紹介していません

よければ見てください。

また、これはどうなの、これについて書いてほしい、質問等あれば問い合わせからお願いします。

このサイトが皆さんの人生を少しでも豊かにできれば幸いです。